黒部ダム/Kurobe Dam

訪問日 2007.9, 2008.9

元祖黒部ダム。栃木県の黒部ダムは1912年に竣工していて、富山県の黒部ダムと比較しても50年も歴史が古い。「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選 」(土木学会)にも選出されている。
形式は重力式アーチ。日本ダム協会の調べによると重力式アーチダムは十数基しかなく、黒部ダムはその中の一つである。当初は堤高60mのアーチダムとして計画されていたが、基礎岩盤の不良のため、現在の形に変更された。
1987年の改修により水門が22門から8門に減少した。右岸にはかつて使われていた水門のワイヤー巻上機の歯車が展示されている。

黒部ダム正面

クレストはローラーゲート。
堤体下流面は石で覆われている。
堤体上流面

右岸にも取水ゲートがある。
下流方向

左岸で取水した水は、堤体下流の送水管で右岸に送水される。
川に水はほとんどない。
貯水池

水位は比較的高い。
奥は黒部の集落。
黒部ダム改修記念碑

かつてはゲートが22門あった。
写真の歯車は、ゲートの開閉に使われていたもの。
ダム名/Dam 黒部ダム/Kurobe dam
堤高/Height 28.7m
堤頂長/Width 150m
形式/Model 重力式アーチ/Concrete gravity arch
目的/Porpuse 発電/Generation
ダム湖名/Lake -
総貯水量/Total water storage capacity 2,366,000m3
所在地/Address 栃木県日光市黒部 / Kurobe, Nikko-shi, Tochigi
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