川俣ダム/Kawamata Dam

訪問日 2007.9

栃木県日光市川俣にある川俣ダム。川俣湖は、川俣ダムによって川がせき止められてできた人造湖。
形式はアーチ式で、下流から眺めると縦長に見える。
ダムの下流には吊橋がありダムを下流から眺められるが、勾配の急な山道を歩かなくてはならないため、少々体力が必要。
ダムカードは管理所で配布中。

瀬戸合峡遊歩道入口

駐車場から川俣ダムまで瀬戸合峡遊歩道を歩く。
開門時間は9時から16時。
ダムまで歩く

20分くらい下ると資料館にたどり着く。
資料館内を通過し、更に下るとダムに到着。

赤いシートの下は、トンネルになっている。
冬期は積雪が多いため、ダムの管理者が使用するようだ。
川俣ダム広報館

駐車場からダムまで行く間に川俣ダム広報館がある。
通路が広報館の中を通るため、ここを必ず通ることになる。

広報館では川治ダムの資料が展示されている。
紹介ビデオも放映されていた。

そこで映像を食い入るように見ている人がいた。

同業者。


まさかの、ダムガール
川俣ダム

川治ダムはアーチ式で、天端のゲート室が特徴的な形をしている。
川俣湖

雲が低いところまで降りてきている。

川俣湖は釣りが盛んで、ヤマメ、イワナ、コイが釣れるようだ。
インクライン

二階建てで一階は船の格納場所。
屋根の上に照明が設置されている。
ダム湖の遊歩道に近い側にある。
左岸から撮影

左側の斜めに谷底に伸びている銀色の筒はエレベーター。

上下のキャットウォーク間は、逆くの字の階段でつながれている。

非常用洪水吐中央の穴は、下の放流設備の吸気口。

上の建物の左の黒いところはトンネルの出口。

天端の屋根がある場所にはベンチがありまったりできる。訪問時は工事用資材が置いてあり、残念ながらまったり出来なかった。
川俣ダム管理所

ダムカードは管理所で配布中。

職員が無愛想で、一時期日本ダム協会の掲示板で話題になっていた。
ダムカード

ダムを背景にして、ダムカードを撮影。

この撮影場所は何処かというと・・・。
渡らっしゃい吊橋

ダムを正面から見るには、下流の吊橋まで行かなくてはならない。
高さが100mくらいの場所にある。
左岸は行き止まり。

ダムを正面から見れる場所は、吊橋付近に限られる。
山道

堤体正面の渡らっしゃい吊橋に行くために、山の中を20分程度歩く。勾配が急なため、雨が降った後は滑りやすい。

入り口は管理所の右側にある。
管理所から先は山火事防止のため禁煙区間。
堤体正面

スペックの割に縦長な印象。

竣工は1966年であるが、歳の割に表面が白く美しい。

非常用洪水吐はローラーゲート6門。
常用洪水吐は高圧ローラーゲート2門。
右下の補助放流設備にはハウエルバンガーバルブが1門。
減勢工

吊り橋の真下に減勢工がある。

あとから吊橋にやってきた、おばちゃんグループに何とってるの?そんなの撮って面白い?とか言われてしまった。

完全に不審者扱い!飛び降りそうだと思われたに違いない。
ダム名/Dam 川俣ダム/Kawamata dam
堤高/Height 117m
堤頂長/Width 131m
形式/Model アーチ/Arch
目的/Porpuse 洪水調節、不特定用水、河川維持用水、発電/Flood control, Unspecified water, Water for river, Generation
ダム湖名/Lake 川俣湖/Kawamata lake
総貯水量/Total water storage capacity 87,600,000m3
所在地/Address 栃木県日光市川俣 / Kawamata, Nikko-shi, Tochigi Pref.
駐車場/Parking ◯ 右岸、10台程度


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