大町ダム

長野県大町市にある大町ダム。犀川筋では唯一の特定多目的ダム。国土交通相管轄で管理所に申し込めば堤体内見学が可能。


 北アルプス、豊科IC付近から撮影  

長野自動車道豊科ICから大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムの見学に向かいました。
豊科ICを降りたところで、北アルプスを撮影しました。
町市まで北上するあいだ北アルプスが綺麗に見えました。

   菜の花畑

県道310号沿いに菜の花畑がありました。
この場所は田淵行男記念館の近くです。

ここからしばらく国道147号線を北上し大町市に向かいました。

 大町ダム  

ダムの下流側の発電所からのびる送電線が印象に残っている大町ダム。

非常用洪水吐は青色のラジアルゲートが二門。

   かわいい字体

ダムの名前が書かれた記念碑はどこのダムにもありますが、大町ダムの記念碑は字体がかわいらしいです。

 堤体上流面  

展望台から堤体を見下ろしました。
左岸には駐車場があり、観光客で賑わっていました。

   選択取水設備

堤体中央部に選択取水設備が設置されています。

 下流側  

下流側からの道はダムの近くで急激の高度を上げていきます。
大町ダムの下流には大町発電所と高瀬川第二発電所があります。

   変電所

ダムの直下にあるのは大町発電所。

 天端から下流を眺める  

下流には、大町エネルギー博物館や四季劇場博物館があります。

   吊り橋

天端から見える吊り橋を渡ると対岸まで行けます。

 何かいる!  

堤体を撮影していると、なにやら小さいものがたくさんいました。

*左の画像にマウスを乗せると画像が切り替わります。

   インクライン

インクラインは左岸にあります。

 龍神湖  

ダム湖の名前は龍神湖。
伝説「犀竜と小太郎」にちなんで名付けられました。
左岸の公園には龍の銅像があります。

高瀬渓谷に分布する花崗岩中の長石と、高瀬川上流から流れてきた硫黄が反応してできた生成物によって、湖の色がエメラルドグリーンになっています。

左側の沢の上流に七倉ダムがあります。

右側の沢は北斎沢。正面の山が北斎岳。

   大町ダム管理所&資料館

管理所は有人管理です。
申し込みをすれば堤体内の見学も可能。
管理所の一階は資料館です。入り口は建物の右側。

 資料館内部  

資料館内部には大きな模型がありました。高瀬渓谷の三ダムや黒部ダム、北アルプス、大町市街地が再現されています。

ダムカードは資料館で配布されています。

私が訪問したときはダムカードは品切れでした。
事前に連絡したほうがよいかもしれません。

   ダム年鑑みつけた

ダムに関する詳しい資料がありました。


ダム名 大町ダム/Ohmachi Dam
堤高 107m
堤頂長 338m
形式 重力式コンクリート
目的 洪水調節・不特定用水・河川維持用水・水道用水・発電
ダム湖名 龍神湖/Ryujin Lake
総貯水容量 33900千m3
所在地 長野県大町市平地先
駐車場 左岸にあり


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