丸沼ダム

丸沼ダムはバットレス式という珍しい形式で、国の重要文化財でもある。
ダムが建設されて時代はコンクリートの価格が高かったので、
コンクリートの使用量を減らす目的でバットレスが採用された。
ダムの中が空っぽで、細い柱で水圧に耐えている。
現在ではコンクリートより人件費が高いため、
今後国内でバットレス式ダムが建設される見込みは薄いだろう。
また丸沼ダムは形式別で堤高、湛水面積、総貯水量が国内最大だ


天端は立ち入り禁止。
ただし群馬県民の日は見学会が開かれるため、天端やダムの直下から見学可能だ。
写真に写っている手すりが意外と低いのが、一般公開しない理由かもしれない。


堤防の上流側。
ダムは一面コンクリートで覆われている。

丸沼湖は、下流の大尻沼、上流の菅沼とともに釣りが盛んなようです。
ダムから道を栃木方面に登って行くと金精峠があります。
峠を越えるとすぐに日光の戦場ヶ原や中禅寺湖があり、観光に適した場所です。



ダム名 丸沼ダム
堤高 32.1m
堤頂長 88.2m
形式 バットレス
ダム湖名 丸沼湖
貯水容量 13600千m3
所在地 群馬県利根郡片品村
駐車場 ○、道路脇に数台駐車できるスペースあり

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