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筆者は数回、草木ダムを訪問していますが、いつ見てもその姿に惚れ惚れしてしまいます。草木ダムを高く評価する理由の一つは、堤体を正面から見られる場所があるからです。 |
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堤体下流側には発電所があり、河川維持放流を用いて発電をしています。この建物では発電に関する資料が展示されており、建物の外から見られます。残念ながら、一般人が立ち入り可能なのはこの発電所付近までです。 |
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堤体近くにはホロージェットバルブがあり、一部が見えています。説明用の看板もあるため、見学会などの行事に参加すれば、間近で拝見できるかもしれません。 |
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下流側には橋と公園があります。春になると桜が咲いて地域の方や観光客で賑わいます。 |
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面白いものを紹介します。発電所近くでトンネルを見つけました。このトンネルはかつて、わたらせ渓谷鉄道で利用されていたものです。このトンネルが鉄道用だと知ったのは、オブローダーのよっきれん氏の記事を読んだからです。ヨッキれん氏がいなかったら、仮排水トンネルと勘違いしていました。それにしても、廃線マニアというのはすごい方々です。彼らの情報収集能力には、驚いてしまいます。
廃道・廃線・廃隧道マニアのヨッキれん氏のWebサイト「山さ行がねが」 |
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次は、天端まで移動しました。莫大な量の水を受け止めている姿が、逞しく見えます。 |
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ダム湖百選に選ばれている、草木湖です。
湖畔には冨弘美術館(右岸)があります。また左岸上流部には黒坂石ダムもありますので、併せて見学されるとよいと思います。 |