大津岐ダム/Ohtsumata Dam

訪問日 2008.8

檜枝岐村にある電源開発の大津岐ダム。下流には貯水量6億トンを誇る奥只見ダムが存在する。
このダムで誰かに遭遇したら、ダムマニアか釣り人以外いない。私が見学したときは、ダムサイトにアブがたくさんいた。車の窓ガラスが黒くなるほど集まってきた。気持ち悪くて車から降りられなかったので、今回のレポートは車内から撮影した写真を掲載する。

新潟県側からの大津岐ダムへのアクセスを紹介する。まず奥只見シルバーラインで銀山平まで行く。次は国道352号線を尾瀬方面に進む。約1時間峠道を走行すると奥只見湖の連絡船乗り場にたどり着く。奥只見湖に注ぐ川の幅が細くなったところに、左折できる道がある。特に目印はないので、事前に地図で確認が必要。沢の対岸に渡ってからは湖のほとりをしばらく走行する。ガードレールは無い!しばらく藪の中の道を進む。途中、左側に小屋があれば道は正しい。林道を30分ほど走行すると、道が二股に分かれる。左折するとようやく大津岐ダムに到着。
林道は雨が降ると出水する区間がある。国道も土石流危険渓流をまたぐ区間があるので注意がいる。なお国道352号は例年11月から5月まで冬季閉鎖。

堤体正面

銀山平から2時間かけてやってきたかいがあったと感じる瞬間。
このダムを直接見た人は、非常に少ないだろう。
アスファルトフェイシング

大津岐ダムでは遮水のためにアスファルトを使用している。
天端はゲートが有り立ち入り禁止。
ダム穴

水位が高くなると、このダム穴から放流する。
貯水池

沢から流れ込む水以外に、伊南川からも取水している。
ダム名/Dam 大津岐ダム/Ohtsumata dam
堤高/Height 52m
堤頂長/Width 163m
形式/Model アスファルトフェイシングフィル/Asphalt facing fill
目的/Porpuse 発電/Generation
ダム湖名/Lake -
総貯水量/Total water storage capacity 4,500,000m3
所在地/Address 福島県南会津郡桧枝岐村大津岐/Ohtsumata, Hinoemata-mura, Minamiaizu-gun, Fukushima pref.
駐車場/Parking × 山奥過ぎて人はいない


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